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暖かくなると気になるのが『臭い』今回は頭皮の臭いについて

こんにちはまりお店長です。

春になり暖かくなると、気になるのが「頭皮の臭い」。

満員電車や職場などで気になる臭い。「もしかして私も・・・?」と心配になることも。それは、体臭だけでなく、頭皮の臭いも要因の一つなんです。

今回は、「頭皮の臭い」の原因や、そんなときに役立つ頭皮ケアをご紹介します。

頭皮が臭くなる2大要因とは?



①汚れと皮脂
頭皮の臭いの主な要因の一つ目は「汗や髪の汚れや皮脂」。
また驚くべきことに、頭皮は、顔のTゾーンの約2倍もの皮脂腺があるんだとか。
その皮脂そのものが酸化したり、汗や老廃物、ホコリなどが混じり合って、菌が繁殖することで、頭皮の臭いが発生してしまいます。

②シャンプーと乾かし方も臭いの要因に!?
主な要因の二つ目は「生乾き」。髪や頭皮を生乾きの状態で放置することも、菌を繁殖させ、それが臭いを発生させる要因の一つなんです。
女性は、男性より髪の長い人も多く、毛量が多いこともあって、シャンプーした後に乾かすのに時間がかかります。
疲れている日は乾かしきらずに寝てしまう・・・という日もあるのではないでしょうか?

生活習慣も実は重要
実は、毎日の生活習慣にも「臭い」の要因は潜んでいます。例えば「食事」。脂っぽいものを食べれば皮脂の分泌が増え、肉食中心の食生活を送っていると、悪臭の原因物質が体内に溜まり体臭や皮脂臭となって外に現れやすくなると言われています。
また、肌と同様、「睡眠」も頭皮の健康には重要です。頭皮や毛髪を健康的に保つ「成長ホルモン」は睡眠中に分泌されています。睡眠不足は、成長ホルモンの分泌を妨げたり、血行を悪くするのため、頭皮の健康状態も悪化してしまいます。
つまり、食生活の改善や睡眠も健やかな頭皮環境には重要なのです。

頭皮が臭くなりやすいのはいつ?どんな人が臭くなりやすい?

頭皮が臭くなりやすい時間とシャンプーのタイミング



頭皮のうるおいを守ったり、髪を滑らかにするのに大事な存在の「皮脂」。
その一方で、実は、洗髪後、4~12時間ほどで、再び頭皮に溜まり毛穴をふさいでしまいます。
また、その溜まった皮脂が頭皮の常在菌の栄養となって、においやかゆみの原因に。
洗いすぎはもちろんダメですが、髪の汚れは、その日のうちに必ず落とすのがやはりベスト。

特に、毛母細胞が活性化する22時から翌2時にかけてのゴールデンタイムに、頭皮を清潔にしておくことが、健康な髪を育てるための秘訣。

最近では、毎日シャンプーはしないという人も増え、ライフスタイルにもよりますが、「夜寝る前にシャンプーをする」のが、ベターですよ。



頭皮が臭くなりやすい人



男性と女性を比較すると、男性ホルモンの影響により、男性の方が頭皮の皮脂量が多いですが、体質によっても大きく異なります。

皮脂量が特に多い人、汗をたくさんかく人、ストレスを感じやすい人は、頭皮の臭いを引き起こしやすいことも。

もちろん、頭皮の毛穴の汚れや整髪料をきちんと落しきれていなかったり、自分に合ったシャンプー選びや頭皮ケアが正しくできていない人も、臭いの原因を作っています。
また、先ほど述べたように食生活では脂質やお肉の摂りすぎ、さらに睡眠不足などでホルモンのバランスが崩れていると、皮脂の分泌量に影響するので、要注意。

また、男女問わず気になるといわれてるのが「加齢臭」。
これは加齢にともなって発生するニオイの原因物質「ノネナール」が発するこれは「脂臭くて、青臭いニオイ」のこと。
ノネナールは、年を重ねると増加するパルミトオレイン酸脂肪酸)が、過酸化脂質や皮膚常在菌によって酸化したり分解されることで発生します。ノネナールは男女問わず、40歳を過ぎたころから増えてくるので、男性に比べ皮脂量の少ない女性でも、安心はできません。特に、皮脂量が増える暑い季節は、要注意です。



頭皮の臭い対策は、健康な頭皮環境作りがカギ!



頭皮の臭い対策としては、毛穴詰まりを予防することがポイント。

毎日のシャンプーで皮脂や汗、フケなどの汚れを落とし、健康な頭皮環境を作ることが基本です。

では、毎日のケアで重要な正しいシャンプーの方法をチェック!

・効果的なシャンプーの方法
シャンプー前・シャンプー・すすぎ・乾燥の4つのポイントをご紹介します。普段のシャンプーの方法と比べてみてくださいね。

①シャンプー前
・ブラッシング
乾いた髪と頭皮全体をブラッシング。髪の絡まりをほぐしながら頭皮と髪の汚れやホコリを浮き上がらせます。
このひと手間で髪や頭皮の汚れを落としやすく、頭皮のマッサージで血行促進も同時にできますよ。
・予洗い
シャンプーの前に38℃ぐらいの「ぬるま湯」で頭皮をしっかり洗います。
温度が高すぎると頭皮が乾燥してしまいますし、低すぎると皮脂の汚れやスタイリング剤が落ちにくくなります。「ぬるま湯」なら汚れは落として、頭皮のうるおいは取りすぎません。
また、耳の上、額などの髪の生え際、後頭部などの流しにくいところもしっかりと流しましょう。この予洗いをしっかり行うと、汚れの半分ぐらいは落とせるといわれています。

②シャンプー
頭皮に直接シャンプーをつけるのではなく、少し頭皮から離れたところで泡立て、指の腹でやさしくマッサージするようにしましょう。爪を立てないように気を付けてくださいね。
泡を30秒ほど頭皮につけたまま置いて、汚れを吸着させてから流すのもGOOD。
スタイリング剤をつけている人は、2回シャンプーするのがおすすめ。1回目のシャンプーでスタイリング剤やヘアオイル、ホコリを落として軽くすすいでから、2回目のシャンプーで頭皮を丁寧に洗います。
この時、洗浄力の強すぎるシャンプーで1日に何回も洗うのはNGです。汚れや余分な皮脂だけでなく、うるおいまで取り除いてしまい、うるおいバランスがくずれたり、うるおいのバリアを作りにくくなってしまうことで、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因を作ることになりかねません。

特に、男性向けの「クレンジングシャンプー」と呼ばれるものは、女性にとっては洗浄力が強いタイプが多いので注意が必要。低刺激性のシャンプーがオススメです。

③すすぎ
すすぐ前に、頭皮から髪の泡を絞っておくとすすぎやすいですよ。
この「すすぎ」の時にシャンプーが残ってしまうと、雑菌の繁殖の原因となり、臭いにつながってしまうのです。
また、しっかりすすいでおくと、この後に使うトリートメントや頭皮エッセンスなどの浸透もよくなりますので、ちょっとしつこいかな?というぐらいすすいでください。
トリートメントの後ももちろん、しっかりとすすぎ切ってくださいね。

④乾燥
先ほどご紹介したように、生乾きは臭いの要因!タオルドライをしたらドライヤーで頭皮に風を当ててしっかり乾かします。
その次に髪の根元から毛先までしっかり乾かし切ります。しっかり乾かすことで、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖するのを防ぎます。
また、髪は湿った状態だとキューティクルが開いて摩擦で傷みやすくなるので、ツヤツヤの髪をキープするためにも、しっかり乾かし切るのが大切です。
また、乾かす前に頭皮にヘアエッセンスなどをつけて保湿するのもおすすめ。健やかな頭皮環境を保つことができ、臭い対策につながります。

まりお店長でした。